ノートを布団の上で使うと熱暴走とかそんなあたりで寿命が短くなるんだろうなあ、とかやたら考えていた時期がある。なんせメインがiBookで、パーソナルなコンピュータといったらそれしか所有しておらず、布団の上で使ったせいで放熱が上手くいかなくて故障なんて悪い冗談としかいいようがない。

 サブで使ってる人はおおいにやればいいと思うのだが、サブもメインもなく選択肢無しの状態であえて故障しそうな使い方をする必要はあるまい。当時保証が切れた直後だった気がするし、iBookもなんかがたがたになっているようにみえたし。買い替えられる気もしなかった。そんなときに布団の上なんかで使ったら自爆もいいところだった。

 そのあとなんとか冷却台は使わないまでも布の上に置かないとか、地道で費用のかからない迷信のような延命措置によってiBookはついこないだまで一応生き残った。先日凄まじい音とともにHDDが壊れたようなので、修理は考えていない。

 実際は仕事にスペックがついてこないという理由でMacBookに買い替えて久しいのだが、それはともかく。

 寝ながらキーボードを叩きたいというのは、主に部屋が寒いだとか、腰が痛いだとか、そういう場合は特に魅力的に思える願望なのだが。あと寝落ちしたい場合も。

 肩が痛い首が痛い手首が痛いとなってくると、もう熱暴走を覚悟で布団の上もしくは枕元でノートを使うというのはあまり解決にならない。出来ることなら肘を立てることなく首も曲げることなくごろごろしながらキーボードを叩きたいもんである。

 どこまで堕落するつもりだ、というより、支障のない範囲でどこまでも堕落したい。

 最近ワイヤレスキーボードは位置を決める必要が無いという当たり前の事実にようやく気がついたので、キーボードだけ布団に持ってきて遠いモニタを眺めたりする日々である。エディタのフォントは巨大化する一方だが、近距離で小さい文字を凝視し続けるよりは楽だと思う。

 さらに快適にするわかりやすい手段はモニタを大きくすることなのだが、先々代のWindows機に使っていた17インチは繋ごうと思ったら変換ケーブルが見つからないというオチで先送りである。いくらぐらいするんだろうケーブル。

 ところでキーボードだが、勤め先の面々がApple純正のBTキーボードを使っている。テンキーの無いあれだ。アルミ製の。凄まじい取り回しの良さに感心しだしたのでなんとなく欲しい気がするのだが、やっぱりApple純正を使うのは気が引ける。

 キーボードは基本的に普通に使っていてもうっかり壊れるからだ、経験的に。

 USキーがいいとか純正じゃないと嫌だとか言っていると、ある日突然定価で出費を迫られる。これが大変痛い。だからとりあえずMacでも使えるWindowsキーのついた値引率の凄まじく高いキーボードを愛用することにしている。微妙にキーが足りなかったり認識されなかったりするも、まあ慣れと諦めでどうにかしている。

 正規表現には非常に問題があるのだが、正規表現なんぞ使わねばならない場合はMacBookの本体側キーを使えばまあ問題ない。

 しかしやっぱり基本は純正のUSキーなわけで、だいたい一番使いたいキーボードの上位5機種ぐらいを諦めた結果のようなキーボードを使っているために常にキーボード関連の物欲が尽きない。

 尽きないといってあれもこれも買ってくるわけでもないのが救いといえば救いだ。なんせキーボードは万年筆以上に同時に2つ以上使えない道具である。

 ところでテンキーが外れるマイクロソフトの化け物のようなキーボードが今度発売になるようなのだが、Mac非対応以前にUSBで有線である。

 売り場に並んだら見てみたい気はするのだが、見られるもんだろうか?

 うっかり見たら欲しくなるんではないだろうか。非対応なのはわかっているのだが、衝動買いというのはいつでもなんでも無視するのが仕様であるわけで……。

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